Milk Tea

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この想いを伝えられたらどんなに楽でしょう? 行き場の無いこの気持ちを 吐き出してしまえたら楽になるのですか? 貴方の柔らかい優しい笑顔を見る度に あぁ、もういっそのこと全て話してしまおうか そう思うことなんて今まで何度あったか分かりません でもその甘い笑顔は僕に向けられたものじゃない もし告白なんてしたら優しい貴方は戸惑って、申し訳ないという顔を見せるでしょう? その事実を改めて自分に言い聞かせて 少し憎たらしくて毒舌な可愛いマンネを演じる 貴方はそんなこと気付いてないでしょう?? それでいいんです 貴方がいつまでもその笑顔を絶やさずに居てくれるなら それがいい―…。 また今度、貴方とミルクティを飲もう。 次は僕が煎れてあげよう。 でもユノヒョンとの思い出のミルクティなんて癪に触るんで、甘すぎるくらいたっくさんミルクと砂糖を入れてあげますね? 貴方のように柔らかい、甘ったるい、ミルクティを――…
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