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真田の目にはうっすら涙が浮かんでいて、その声は力強くも震えていた。
幸村「……真田、ごめん…」
そうだ、俺はまだ王者立海の部長なんだ…
グッ…
真田は顔を俺の肩に埋めて泣きながら力強く、痛いくらい俺を抱きしめてきた。
――決めた。
真田「……」
幸村「分かった。手術、受けるよ。」
真田「…そうか。ならば必ず帰って来い。」
幸村「うん。俺が戻るまで立海を頼んだ。」
真田「あぁ。」
こうして手術を受けることを決意した。
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