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押し倒された蓮は咲季の顔が目の前にきて思わず赤面した。
蓮
「本物の俺って…。
ってか、なんでお前ここにいんの！？」
咲季
「今日、前の家に引っ越してきたの！てか、ほんとビックリだよ！
ちょうどレンたちに会いたいなって思ってたら来ちゃうんだもん」
蓮
「来ちゃうんだもんって……。
それに俺の方がビックリだわ。
たまたまここに来たら…えっと……そうだ！５年前！
5年前に引っ越したサキがいんだもん。
普通に驚くわ！しかもいきなり
押し倒されるし………」
蓮は立って服についた草を払いながら言う。
咲季
「ははは………。スイマセン。
あまりの感動でつい……」
蓮
「許さない」
咲季
「えっ！！？」
蓮
「ウソ」
咲季
「………。レン？(ニコッ)」
蓮
「スイマセン」
お互いに顔を見合わせる二人
咲季・蓮
「「ぷっ」」
蓮
「俺たち久々の再会に何やってんだろな」
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