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咲季
「そう言えば、リュウや優香さんは元気?」
蓮
「ああ、毎日元気。まぁ母さんは元気すぎてうるさい時もあんけどな……。リュウも…まぁ中身は全然変わんねぇな」
咲季
「そっか!あー、出来るだけ早く会いたいなぁ」
蓮
「俺的にサキが考えてるよりも、結構すぐに会えると思う。」
あー、とうなる咲季に、顎に手をあてながら考えるようにして言う蓮
咲季
「アハハッ!
何その予言みたいなヤツ」
蓮
「俺の予言意外にあたるんだぜっ」
蓮は得意げに言ってみせた。
咲季
「まぁ期待しないで待ってるよ」
そんなやりとりをしている内に咲季の家の前についた二人。
蓮
「サキっ、ちょっとケータイ貸して」
咲季からケータイを受け取ると、自分と咲季のケータイに番号を打ち込む蓮
蓮
「それ俺の番号とメアドだから、なんかあったら連絡して。
まぁ俺の予言だと連絡するよりも先に、また会っちゃうけどね(ニコッ)」
咲季
「また予言?」
蓮
「楽しみに待っててくれたまえ!
じゃあ、またな」
咲季
「うん、あまり期待してないからちゃんと連絡するね。じゃあね!」
蓮は咲季に手を振ってその場を去った。
その後咲季は美紀に監視されながら死に物狂いで荷物の整理と入学式の準備をしたのだった…。
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