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『どうゆうことだ、クソババァ!!』
俺は部屋に押し入るなり、執務机の向こうに座って暢気にお茶なんか啜っちゃってる白髪の婆さんに向かって叫んだ。
『騒がしい子だね。もうちょい静かに出来んもんかね?それと……』
ババア、もとい国王直属の自衛組織"聖龍騎士団"の総司令官はギロリと鋭い視線を向けてきた。
『誰がババアだ!わたしはまだぴちぴちの59歳だよ!』
ババアじゃん!還暦直前じゃん!!
『ん?なんだいその顔は?言いたいことがあるなら言ってごらん』
『ババアじゃ……』
ドスッ
『…じゃないよね。若いもんね。ははっ…』
まさか槍を投げてくるとは思わなかったぜ……
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