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『それで?一体なんの用で来たんだい?』
くっ、なんだこの槍、根本まで刺さってて抜けないぞ!?馬鹿力ババァめ…ん、用?
『あっ、そうだった!おい!馬鹿力ババぁぁあ…ごめんなさい!生きててごめんなさい!!』
まさか一瞬で槍を突き付けてくるとは…。恐るべし59歳!!
『って、そうじゃなくって!!なんで俺が学校に行かなきゃなんないんだよ!?』
『なんだ、そんなことかい』
ババァはやれやれと言いたげな溜め息をついた。
『そんなことって…。だって学校って魔法とか戦い方の基礎を学びに行くもんだろ?そんなの俺には必要ないじゃんか!!』
『ふん…。確かにあんたは強いさ。若干16歳にして聖龍騎士団最強と言われているだけのことはあるよ。ただ……』
『ただ?』
『バカだ』
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