~第一章 ファーストコンタクト~

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『それで?一体なんの用で来たんだい?』 くっ、なんだこの槍、根本まで刺さってて抜けないぞ!?馬鹿力ババァめ…ん、用? 『あっ、そうだった!おい!馬鹿力ババぁぁあ…ごめんなさい!生きててごめんなさい!!』 まさか一瞬で槍を突き付けてくるとは…。恐るべし59歳!! 『って、そうじゃなくって!!なんで俺が学校に行かなきゃなんないんだよ!?』 『なんだ、そんなことかい』 ババァはやれやれと言いたげな溜め息をついた。 『そんなことって…。だって学校って魔法とか戦い方の基礎を学びに行くもんだろ?そんなの俺には必要ないじゃんか!!』 『ふん…。確かにあんたは強いさ。若干16歳にして聖龍騎士団最強と言われているだけのことはあるよ。ただ……』 『ただ?』 『バカだ』
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