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「待ってくださいっ!」
君の方を抱き締めたのもなぜだかわからなくて
ただ、僕は疑問に思った
――どうして僕は
こんなに必死なんだろう――
「離れないでくださいっ!僕のそばに…ずっと………」
自分が悪いと言うのに。
君をここまで追い詰めたのは自分だってわかってるのに…
それでも君を失いたくなくて
子供のように理不尽にわめいて君を困らせて
(僕はバカだ。
君の大切さに、今さら気づくなんて)
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