デビット(甘)

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大きくてパッチリ開いた瞳 うつむいたときの長いまつげ 細くて狭い肩 柔らかいくせに細い腰回り スラッときれいな指先 真っ白な肌 全部、 ララの全部が好きなんだ 「……ん」 眠たそうにまぶたをこすって、俺の肩にポスンと頭を預ける そのときフワッとかおる君の甘い匂いも サラッとかかる長くて綺麗な髪も………… 「デビット………」 いつのまにか眠ってしまった君の吐息も 「…………………好き」 「////」 可愛い唇からこぼれた甘い台詞も全部全部。 「……大好きだ」 そう言ったデビットの腕を、緩すぎる力がギュッと握った 「うん。……知ってる//」 「はっ!!?なっ///マジかよっ//」 寝たフリをしていたララの唇が、デビットのそれに重なる (おまっ!!こ、こーいうことは俺からすっからっ//) (だって言わなきゃしてくれないじゃない) (それは…………その……) “チュッ” (!!ば…っ//だ、だからっ…//) (はいはい) ―――――end―――――  
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