可笑し(お菓子)の国のアリス

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「いてっ!」 「んみゃ!」 勢いよく、地面に落下。 だけど、下になにかクッションっぽいのがあって助かった・・・ 「ちょっと・・・重たい」 下の方から声がした。 よくみたら、俺の下、つまりケツの下に声の主はいた。 「うわぁぁぁ!すまん!ちょ大丈夫か!?」 手を出し、声の主を起き上がらせる。 声の主は女の子だった。長い綺麗な髪、くりっとした目が特徴的な子だ。 「えぇ大丈夫よ。貴方・・・ここら辺じゃ見ない顔ね。名前は?」 ここら辺じゃ見ない顔・・・てことは・・・俺は本当に絵本の世界に来たようだ。 周りを見渡すと、絵本の内容とはちょっと違う景色が広がっていた。 「あ、俺は駿。あんたは?」image=505818438.jpg
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