Chapter1

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15分ほどでシャワーを済ませ、パジャマを着て髪を乾かすと、煙草を持って三階に上がり… 静かに部屋へ入れば、窓を開けて煙草を吸い、また窓を閉めジュースを一口飲めば… (何処で寝るん?(困)) 部屋を見渡すが、ベッド以外眠れそうな場所はなく… 柊弥が寝ているベッド以外、眠れそうな部屋は思い浮かばず… 『しゃぁないか…;;』 結局、柊弥と壁のすき間にちょこんと収まり… 『せ…狭い(嫌)』 あっという間に眠ってしまえば…………………… 午前9時… 『ぉ…重い…;;』 先に目覚めたのは柊弥で、重い腕と足に目をやれば、紗弥が絡まるように眠っていて… 『え…?』 柊弥は目を何回か擦っては紗弥を見て… (やっぱ紗弥や!!しかも俺に抱きついて寝とるやんけ!!(嬉)) ギュッと抱きしめてみると… 『んっ…(苦)』 紗弥は苦しそうにするが、柊弥は緩みきった面持ちで… (紗弥が俺の胸で寝てる//めっちゃ幸せやん!!えぇ匂いするし…ホックない//(幸)) 1人幸せに浸りながら、紗弥が起きるまで大人しく待つことに… (起きたら仲直りせな!!) それから30分後… 『ぅ…?』 紗弥が目を覚ましたようで… 『おはよーッ(笑)』 柊弥は満面の幸せ面でギュッと抱きしめるが… (あ…昨日隣で寝てんや;;) 紗弥は柊弥を見上げて少しとまってしまい… (あれ;;やっぱ嫌われてしもてる;;(泣)) 『ぁおはよ(笑)』 少し引き攣りながらも笑顔を見せれば… (笑てくれた!!いける!!) 柊弥は抱きしめた腕を緩めて… 『もうちょいこのまま居ってえぇ?』 『えぇよ(笑)』 …しゃあないか… 紗弥は柊弥の胸に抱き着くようにすれば、柊弥も抱きしめ… 暫く静かな時間が流れて… 目が合うと、二人はどちらからともなく唇を重ねて… 柊弥が唇を舐めれば、紗弥の舌を誘いだし舌を絡め… (気持ち良いし…) (我慢出来ん…ちゅかオッケーやんけ!!(幸)) ガバッと紗弥に覆いかぶさると、頬や耳や額にキスをしてニッコリ笑い… 『俺と嫌か?(好)』 『嫌ちゃうよ//』 『痛かったら言えや…(幸)』 あれよあれよと進展してしまい…
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