Chapter1

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柊弥は瑞稀のキャラにタジタジになりながらも、満面の笑顔で… 『おめでとうございます!!ちゅか 俺口に出してました?』 『ありがとう!!顔に書いてただけや(笑)』 瑞稀も柊弥に幸せいっぱいの笑顔で応えるが、柊弥は突然バツの悪そうな顔をして… 『俺 居ったらゆっくり出来ないっすね;;(困)』 『紗弥の部屋に行っとったら?(笑)』 『いいんすか!!?(嬉)』 瑞稀が頷けば、柊弥は椅子から立ち上がって… 『三階のピンクのドアノブやで(笑)』 瑞稀も立ち上がって、リビングのソファーへ座り… 『はい!!珈琲ご馳走さまでした!!』 (澤木て あの澤木やったりしてな…まぁ似てる気もするし…どの道 紗弥の人生か(笑)) 笑顔で見詰める瑞稀に向かって、柊弥もペこりと頭を下げてから、階段を駆け上がって行き… (ピンクあった!!) ゆっくりと紗弥の部屋に入れば… 『可愛いなぁ//』 部屋を見渡して、何の遠慮もなくベッドに上向きに倒れて… (そういや昨日2時間しか寝てへんし…キャバ嬢とやってたからとか知ったら、紗弥は絶対俺から離れて行くやろな…(悲)) 顔に腕を乗せていると、柊弥はいつの間にか眠ってしまうが… 5分と経たずに紗弥が帰宅して… 『お母さん起きてる?』 リビングに入ると、瑞稀がソファーで手を上げて… 『お帰り!!部屋で男前待っとんで(笑)』 紗弥は冷蔵庫からジュースを取り出して、リビングのドアの前で止まり、瑞稀の方を向き… 『何のこっちゃ;;お母さん体調は?悪阻ましになった?』 『アカン;;紗弥の時は楽やったのに;;』 『来月から雄さんと暮らすんやから楽になるんちゃう?(笑)』 『あんたホンマに此処で1人住むの?(寂)』 『私はのんびり住むから気にせんとき(笑)』 『気にすんがな;;』 『ん…お休み(笑)』 気恥ずかしそうにハニカンで、ジュースを飲みながら三階へ上がって、部屋を開ければ… 『明るっ;;!!ん?』 消したはずの電気が煌々とついており… 『なんで;;?』 ベッドで眠る柊弥を見つけて、横に座って寝顔を眺めれば… 『可愛い顔やなぁ…』 クスッと笑ってから照明を消して間接照明を付けてから、部屋を出てお風呂へ…
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