契約

8/22
前へ
/210ページ
次へ
『みちる様には少々説明がご入り用ですね。こちらへ』 晴海と名乗った少女は、みちるを奥のソファーに案内した 『アールグレイはお好きですか?』 『ぇ、あ…はい。』 『少々おまちくださいね。』 そう言うと、晴海は一度奥に引っ込んでから、ティーカップを持って再び、みちるの前に現れた。 『どうぞ?』 『ありがとうございます。』 みちるは出された紅茶に口をつけると、2・3口でようやく落ち着きを取り戻した。 『落ち着かれたようですね?では少々長くなりますが説明させていただきます。』
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加