愛と悲しみのネイティブアメリカン

サムディサタディイエスタディ

『価値を勝手に決めるﾏｯｽｨｰﾝ～ヌルリはないよ！～』

なんだこれ。

ある日、家に帰ると、冷蔵庫の真ん前におかれ、冷蔵庫のコンセントがはずされ、代わりにこの馬鹿でかい機械のコンセントが挿されていた。

やたらデカくて重いので、個人の力では動かせそうにない。
嫌がらせか、嫌がらせなんだな。

しかし、同時に興味もそそられる。
自分の価値がどれほどのものかということに。

これはどうやったら起動するんだろう。
これ見がしよについている早押しクイズのボタンのようなものは、いくら押しても反応しないし…ん？

ボタンの横に、切れ込みのようなものがある。
そしてその上には小さくこう書かれていた。

『500ｴﾝ』
金取るのかよ。