4:Philanthropy

38/48
前へ
/324ページ
次へ
永く眠り続けた、その悪魔は佳織の母親の代で目覚めてしまった。 ベッドの上で枯れて行きながら、佳織の母親は自分の弟である真理の父親に面倒を見てもらっていた。 同じ血を分けた姉弟の、それぞれの運命が目指すところは、あまりにも遠かった。
/324ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加