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【元気にしてる？湯野君と一緒の大学だったよね？合格おめでとう。あれからなんとなく話さないまま卒業しちゃったけど、おめでとうって言いたくて。
あのね、初めて書いたラブレターであなたが本当に私と付き合ってくれるなんて思ってなかったんだ。私は、ずっとあなたのことが好きだったけど、あなたは、誰にも興味ないみたいで、私はそんなところにも惹かれたの。他の子と違って大人っぽいって。
でも、はじめの頃は嬉し過ぎてわからなかったけど、あなたが誰を見ているのかわかっちゃった。だから確かめたくて、でも、それで嫌われたらって思うと怖くて、キスしてくれた時は嬉しかったのに、すぐ不安になった。
本当に私のことを好きになってくれたのかなって。
だって、絶対にあなたは私といる時よりも、彼といる時の方が楽しそうだったから。
でも、まさか、そんなこと聞けないでしょ？私よりも男の方かいいの？なんて…だから受験なんて言い訳して別れた。
私、ずるいよね。逃げたんだもん。
でも、あの時、あなたは、すごくほっとした顔したから、本当は私、すごく傷ついたんだよ。でも、それで良かったって思う。今の私は…】
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