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「ったく、何で俺がこんな目に……。」
俺が歩くと後ろから足音がして、俺が止まるとその足音も止まる。これって………。
「完っ璧ストーカーだよな…。」
少し走ってみる。
想定していなかったのか、その足音は遅れて走り出した。
「にしても何で俺なんだよ~。誰か!誰か助けてくれぇーっ!」
俺は叫んだ。人気の無い道、それに周りはあまり大きな建物はない。だからまぁまぁ声は通る。とはいえ、人気が無いんだ、誰も助けに来ないだろうがな。
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