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彼とは今でも、続いている。
もちろん、忙しい彼だから会話はめったにないけれど、いつもそばにいてくれているのがわかる。
彼だと本性をさらけだせる。
「姫」
その言葉だけで、癒されて愛されて…。
昔の映画にあったみたいな恋をしている。
気付いたら、あたしは彼に会いたくなった。
来世まで待てない。
彼と直接出会って話をしたい。
彼にドキドキしながらメールを打った。
「今度、そちらに行きます」
「遠いのに、どした?旅行かなんかかな?」
「そんなとこ。
ねえ、その時に時間が逢ったら…逢えませんか?」
彼からの返事がなくなった。
きっと嫌われたんだな…。
こんなあたしにいままで付き合ってくれていたのがすごいのに…。
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