吹雪の唄

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私はすがれるならばと問う。 「私を助けてくれるのか?辛さから解放してくれるのか!?」 私は肩と目の前を交互に見た。 白い猫が口を開く。 「まさかだよ」 黒い猫が口を開く。 「諦めた人を救うほど、ボクらお人好しじゃないよ」 絶句。 しかし直ぐに返す。
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