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「何が目的ですか」 『さぁ? 僕は命令されてるだけだもん』 「誰に命令されてるんですか?」 『残念だけど、それは言えないよぉ。お仕事だから☆』 その時 骸骨が一斉に動きを止めて こちらを見てきた …眼球がないので 「見た」という表現はいささか間違いのような気もするが、とにかくこちらを向いている 「気味悪ぃな」 アオがぽそりと呟いた 『さぁ、僕の可愛いドールたち。…やっちゃえ!』 人形遣いの命令で 骸骨たちはまた一斉に動き出した しかも、先程までの緩慢な動きではなく、かなりのスピードで押し寄せてくる 、
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