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「眠れ…氷結華!」 コウの前に立ちふさがったジュンが叫ぶと同時に、氷の礫を放った 骸骨たちがその礫に触れた瞬間 礫のまとう冷気が骸骨をおおって凍らせる 『へぇ、綺麗だね。まるで花が咲きほこってるみたい! あ、だから"氷結華"って言うのかな?』 「うるせぇよ」 今度は腰に差した刀を引き抜いて 凍らせた骸骨を一閃で凪ぎ払った 「ジュン…、なんか骸骨増えてねぇ?」 「あ?」 アオに言われて見れば 確かに20程だった骸骨たちは 今や部屋一杯にうごめいている その数50は軽くいるだろう 「ジュン、下がって」 「ショウ?」 、
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