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「コウ…ちょっと休」 「なんですか?終わりましたか? じゃあ次はこれお願いします」 「…はい」 有無を言わせぬ笑顔に アオはただ頷くしかなかった 「それにしても、よくもまぁこんなに机仕事ばっかり溜めてましたね」 流石に早急に片付けるべき仕事は ヘキとじいが助けていてくれたおかげで、だいぶ片付いてはいるが… 「しばらくは部屋から出られないと思ってください」 「うぅ…」 アオは今すぐ逃げ出したい衝動にかられた …が、 「逃げたりしたら縁切りますよ」 半分本気で言っているのではないかと思わせるコウの低い脅しに、アオはまた小さく呻いた 、
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