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「…、しょうがないですね」 「いいのかっ!?」 キラキラと輝き始めたアオに、コウはにっこりと笑いかけた 「ええ、息抜きがてら"外"の仕事も終わらせちゃいましょ」 「鬼だ…」 途端にどんよりしだしたアオに ジュンは内心"どんまい"と呟いた 「そうとなれば、さっさとやっちゃいましょう!ジュンくん、暇なら着いて来て下さい」 「あ、いや、始めから一緒に行きたいとこがあって探してたんだ」 「へ?なんですか?」 よっぽどでない限り 将軍であるジュンが王のいる城を空けて仕事にでることはない為、コウは首を傾げた 「俺たちが一緒じゃないとダメな何か?」 「うん」 「わかりました、アオ、行きましょうか」 「あーい…」 、
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