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「そういう仕来たりなのだ 伝統に逆らう訳にはいかん」 「そんなっ……、?」 反論しようとした俺を制して アオはのほほんと笑った 「ならせめて、決闘の内容くらい決めさせてよ」 「アオっ!?」 わかってるの? 命をかけるんだよ? 「…いいだろう…… さがれ、今夜はもう休むといい」 「はい おやすみなさい、父上」 「………」 俺は何を言うわけでもなく アオに引かれて、部屋を後にした 、
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