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「アオ、こいつはジュンじゃない!」 「は…?お前、なに言ってんだよ」 睨み付けられたジュンは 凛々しい眉をひそめて呆れ声で言った 「アオも何か言ってやってくれよ」 ジュンが言うと アオはふわりと笑った 「…ショウ、そういう事は考えて言わないと」 「アオ…っ!」 その時 ショウの言葉を遮るように鈍い音が聞こえたかと思うと、 ジュンの周りの地面から突き出た氷の蔓が、絡み合ってジュンと男を囲う檻を作った 「お、おいアオ、何だよコレ!?」 、
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