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「今ジュンくんが捜索隊を出してます。部下に任せればいいのに、自分が出るって聞かないんですよ」 「真面目だもんなぁ」 「自分に化けられたのが悔しいんでしょ」 「なるほど」 投げ出された書類を適当に捲りながら、アオは息を吐いた 「なんでまた、俺を狙ったんだろ」 「……」 コウに呆れ顔で見られたショウは 苦笑いを返しておいた 「…、アオが王様だからだと思うけど」 「あ、そっか」 アオのとことん気の抜けた台詞に 今度はコウがタメ息をついた 、
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