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コウの部屋の前には 既に十数名の兵士とジュンと、ショウも居た 「ジュンくん… …うっ、ナニコレ?!」 コウは、 自室から溢れる禍々しいオーラに顔をしかめた 「解らない…、俺が来たときにはこの状態で…」 「…、ずいぶん悪趣味な魔法ですね」 「コレが何かわかるのか?」 コウが答えようとしたとき アオと事態を伝えに来た兵士が到着した アオは部屋をみて思いっきり 嫌そうに眉間を寄せた 「コウ…、なんだよそれ」 「これは、恐らく禁魔法の一種です。呪われた魔術とも言われてる」 部屋の扉に手をかざして 短い呪を唱えると パンッ!とコウの手が弾かれた 「つっ!?」 「コウ!」 瞬時にジュンとショウがコウの前に滑り込んで、扉に構えた 、
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