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「じゃぁ、初代には何て呼ばれてたんだ?」 「…思い出せないんだ。 千年の間、俺はソラのことしか頭になかったから」 もともと自分の名前など、どうでもよかったのだ 千年という果てしない時間は、戯れの愛称を忘れるには十分すぎた 「じゃぁ、俺がつけてもいいか?」 「俺の名前を?」 「ふん。だって名前ねぇと不便だろ?」 鼻を抜けるような不思議な「うん」の言い方が、なんとなく笑いを誘った 「ふふ、じゃあお願いするよ」 「よし!…んじゃ、今日からお前は"ショウ"だ!」 「ショウ…」 「おうっ」 「いい名前だね。何か、意味は在るの?」 「ん? 最初の出会い方が衝撃的だったから」 「……」 安易…と思ったがあえて黙っておこう 「よろしくな、ショウ!」 「こちらこそよろしく、アオ」 もう、寂しくないかな 、
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