第1章―学園の生活

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ここは、校長室。 中央に豪華なソファー テーブルには、ティーセットが置いてある。 私は、この学園長の娘。 天宮まこと。 父は、この学園長の天宮誠治(アマミヤ セイジ) 私は家族の事情で この明華学園高等学校に 転校してきたのだけれど……。 学園長「まことを、この学園の生徒会長として任命する」 突然の発言に 私は紅茶を喉にむせり…。 まこと「へ!?…ちょっ!待ってよ!生徒会長って!?…………無理だよ!お父さん!」 学園長「お父さんじゃ、なくて学園長と呼びなさい。 ………実は。…まことの事を全生徒には、まことが生徒会長と既に知らせているんだ。」 まこと「知らせてるって…そ…そんな…今日初めて聞いたよ!しかも私が生徒会長だなんて…」 学園長「まことなら大丈夫だ。私の娘だ。まことは、生徒会長に憧れていただろう?それに、まことはお嬢様になりたいと言っていたからな」 昔の記憶を思い出しながら、私の幼いころの言葉を学園長は言った。 まこと「そ…それは!憧れだっただけで…やりたいまでは考えてないから!昔の話じゃん!」 学園長「まあまあ、とりあえず。この学園の生徒会長として、まことは特別科エリートクラスにいくんだ。知っていると思うが、普通クラスとは違ってお嬢様お坊ちゃまが通うクラス。生活も変わるし、普通の学校とはレベルが高い。」 まこと「ええっ!!私が…特別クラス!?」 学園長「まことは、勉強もスポーツも何でもできるじゃないか。 特別クラスへ行ってもすぐ馴染めるさ。あとは…お嬢様になりきることも勉強になるぞ?」 まこと「それは、そうだけど………」 (私が生徒会長…、特別クラスって…できるのかな………) コンコン・・・・。 ドアのノックが聞こえ… ???「学園長様、お話し中失礼します。ただ今、全員揃いました」 ドア向こう側に男性の声が。 学園長「おお!丁度いいところに来たね。どうぞ?入っていいですよ」 ガチャっと、ドアが開き… ???「失礼します」 喪服を着た男性4人が、校長室に入ってきたのだ。
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