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ここは、校長室。
中央に豪華なソファー
テーブルには、ティーセットが置いてある。
私は、この学園長の娘。
天宮まこと。
父は、この学園長の天宮誠治(アマミヤ セイジ)
私は家族の事情で
この明華学園高等学校に
転校してきたのだけれど……。
学園長「まことを、この学園の生徒会長として任命する」
突然の発言に
私は紅茶を喉にむせり…。
まこと「へ!?…ちょっ!待ってよ!生徒会長って!?…………無理だよ!お父さん!」
学園長「お父さんじゃ、なくて学園長と呼びなさい。
………実は。…まことの事を全生徒には、まことが生徒会長と既に知らせているんだ。」
まこと「知らせてるって…そ…そんな…今日初めて聞いたよ!しかも私が生徒会長だなんて…」
学園長「まことなら大丈夫だ。私の娘だ。まことは、生徒会長に憧れていただろう?それに、まことはお嬢様になりたいと言っていたからな」
昔の記憶を思い出しながら、私の幼いころの言葉を学園長は言った。
まこと「そ…それは!憧れだっただけで…やりたいまでは考えてないから!昔の話じゃん!」
学園長「まあまあ、とりあえず。この学園の生徒会長として、まことは特別科エリートクラスにいくんだ。知っていると思うが、普通クラスとは違ってお嬢様お坊ちゃまが通うクラス。生活も変わるし、普通の学校とはレベルが高い。」
まこと「ええっ!!私が…特別クラス!?」
学園長「まことは、勉強もスポーツも何でもできるじゃないか。
特別クラスへ行ってもすぐ馴染めるさ。あとは…お嬢様になりきることも勉強になるぞ?」
まこと「それは、そうだけど………」
(私が生徒会長…、特別クラスって…できるのかな………)
コンコン・・・・。
ドアのノックが聞こえ…
???「学園長様、お話し中失礼します。ただ今、全員揃いました」
ドア向こう側に男性の声が。
学園長「おお!丁度いいところに来たね。どうぞ?入っていいですよ」
ガチャっと、ドアが開き…
???「失礼します」
喪服を着た男性4人が、校長室に入ってきたのだ。
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