第1章―学園の生活

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部屋をでて行ったその後。 校内を歩きながら 彼らは私に話しかけてきた。 まず、自己紹介ということで―。自己紹介が始まったのだ。 菅谷「僕が最初に、自己紹介しますね。歩きながら聞いてください。 僕は、菅谷恋(スガヤ、レン)です! 恋って呼んでください!お嬢様」 まこと「じゃあ、恋…くん」 恋「えへへ…そう名前呼ばれて嬉しいです!」 彼は私より、年下なのだろうか……私と背が同じくらいで、 可愛い瞳をした可愛い子(執事)だなあと思いっていた。 今山「次は俺だ、今山 悠斗だ。敬語だと疲れるんだよなぁ… だから、敬語じゃなくていいよな?同じ歳なんだし」 (え…。さっきまで、知らないような言い方で私を無視したくせに……。 学園長と私の前では態度違うじゃない…) まこと「え……。ぅ…ぅん」 流れるまま、私は言葉をかわした。 今山「そして、こちらの方が 神永 優(カミナガ ユウ)先輩」 神永「神永と申します、まことお嬢様」 私に微笑みながら、軽く礼をした。 (神永さん、…王子様みたいなオーラだなぁ) 私は、つれ笑いし よろしくと、言った。 今山「さいごに、桜川 圭(サクラガワ ケイ)先輩です」 桜川「…桜川です。よろしくお願いします。貴女は今………不安をお持ちで…」 まこと「はい、あっ…え?!」 (え、不安…?) なぜそんな言葉が でてきたのかと 不思議に思っていると―。 私の顔を見て、気づいたのか神永は言った。 神永「圭さんは…相手の心を読めてしまうんです。悪気あってでは、ないんですよ」 微笑みながら言った。 まこと「そ…そうなんですか」 (す…すごい…。)
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