刑務所

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こんな感じで朝から穏やかな始まりなど有り得ないのだった…。 足音がその繰り返しで近付いてくる。 183番。 俺の今の名前でありそう呼ばれる身分だった…。 「はいぃ15房!番号!」 「183番」 通り過ぎて行く。 「ハァ…」 これが懲役の朝の始まりだった。
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