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「…なんて嘘だよ、証拠なんて見せなくていいよ」
さすがに可哀想になってきたので追求をやめることに。
「ぅ…本当…?」
「あぁ、本当だ」
「…とか安心させといてもう一度聞いたりしない?」
「…………」
「…………」
「…………」
「………図星だったのね」
千鶴の冷たい視線が俺の体に突き刺さる。
「…すみませんでした」
今ここに小学生ぐらいの女の子に土下座する高校男子というシュールな絵が完成した。
アニメとか漫画とかなら見たことがあるこの状態をまさか自分がすることになるとは…
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