‐2人‐

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横山 なぁ…。 智くんって誰やねん… 睦美 え… 横山 (アクセルをふみ、自分の家に向かいながら) 誰やねん!!って聞いてんねん!! 睦美 智の事で怒ってるの? ((何だかモヤモヤしてきた… 横山 はぁ…それ以外に何があんねん。。 だから…ゆぅたやん。 ……っ…… (自分でも分からない涙が溢れる。嫉妬してるだけじゃなくて、熱があることに本人も気付かず睦美を攻めたてる) 睦美 ただの幼なじみだよ… ((え? (相手の涙を目の当たりにし、びっくりする) 横山 ……あがって…。 (家に入れて、幼なじみと聞き反省。) あのー…怒ってるよな? 大人気ないって……おもってる? 睦美 … (無言でソファーに座る) 横山 ごめん……あんな風に言うつもりじゃなかってん。 (何も言わない睦美を抱き締めて) 焼きもちくらい、やくやんけ…。 睦美 裕くんさ…、 ウチをどんな子だと思ってる? 横山 ん? せやなぁ…。 あんまり物しらんとか柔らかい雰囲気で、ほっとけへんくて、てれやで…。 何で? 睦美 ウチが…初めてを裕くんにあげた時点で…気付いて欲しかった… (と哀しげな表情でそう言い放つ) 横山 俺…しか……好きじゃ…ない…? ((自惚れかとは思ったけど せやったわ。 睦美のその真っ直ぐな所に惚れてんのに…なにやってんねんな? 俺は何があっても睦美を信じなあかんのに 睦美 でもさっき、涙見たときに、裕くんもおんなじ気持ちなんかな?って思ったの… ウチの事好きなんだって… その嫉妬?がなんか嬉しくて… だから… 横山 俺は…もう……睦美が隣におらん世界なんか。考えられへんくて。 いつも、大人ぶって言われへんかっただけやねん。 (じっと目を見て) 睦美 (相手の服の襟を自分の元へ引っぱり…) チュッ…// 横山 (火がついたように、角度を変えながら舌を絡めとるような甘いキスをする唇を離すといやらしい銀の糸が2人を繋ぐ) ベッド行く? 睦美 今日も??// (薬の効き目がないから無性に恥ずかしくて拒む…) 横山 …俺…我慢でけへん。 (睦美を抱き上げて寝室に向かう。)
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