四の刻、黒髪の少女

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案内されたのは、大きな食堂。 部屋の中央に長い机が一つだけ置かれていた。 ジェラードは暖炉に火をつけ、その前に椅子を置き、ブランケットを差し出す。 「あったまったら?」 「あ…ありがとうございます」 ジェラードは頷き、「少し待っててね」と言い残して台所の方に行ってしまった。
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