第一章 目覚め、始まり

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ピクッ 「えっ!?」 それは些細な動作だった。 しかし、動かないという認識から見るとそれは大きな変化である。 「先生!先生ーー!」 ドタドタと出て行く音が耳に入り、意識を目覚めさせる。 ゆっくり瞼を開くとカーテンから入る光が目に入り、眩しい。 思わず手で遮り、霞む光景に目をしぱしぱさせながらベットから身体を起こす。 「ここは…どこ?」 見覚えのない場所にふと疑問がついて出たが、答えを導くまでには至らなかった。
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