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会ってみたいけど
怖いと
素直な気持ちを言った。
そしたら
『じゃあ、電話からしよ?
それで会っていいって
思ってくれたら会いたい』
ってきた。
正直、私は電話は大嫌い。
ドキドキしながら
電話をした。
私『…もしもし』
彼『もしもし。…ちよ?』
ーーーあ。ヤバイ。この声好きだーーー
ドキドキするわりに
嫌ではなかった。
ずっと聞いていたい声。
すごく心地良い。
なんか緊張する。手汗すごい(笑)
緊張で何を話したか
イマイチ覚えてない。
そういえば
ちゃんと自己紹介してなかった。
その晩、メールで
改めてお互い自己紹介した。
彼は36歳。
プログラマー。
大阪に転勤で来て半年ぐらい。
既婚者。
結婚して3年目
既婚者だった。
ズキン…。
心が痛んだ。
傷付いた自分にびっくりした。
でも、そんな気はしていた。
たぶんそれっぽい事を
言ったんだろう。
彼も別に隠していた訳じゃないみたいだった。
彼は温かかった。
日に日に会いたい気持ちが膨らみ
怖さは緊張に変わった。
『会いたい』
彼に言った。
そして3日後…
彼に会うことになった。
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