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『ごめんな。
元気そうでよかった』
「涼にいもね?」
『ははっ、有岡くんだっけ?
最近どう?』
涼にいの口から大ちゃんの
名前が出てきて
ちょっとびっくりした。
大ちゃんには助けられて
ばっかだよな‥本当に
「大ちゃんは‥優しい。
優しすぎて時々ツラい‥」
『そっか‥。よかった。
裕翔を支えてくれる子が
ちゃんといて‥って、
親父みてぇじゃん(笑)』
昔はこれでよかったのにな
少しでも気にかけてくれて
僕のこと考えてくれたら‥。
なのに気づいたら好きに
なってほしくて
僕だけを見てほしくて
無理だと分かっていながら
1番に戻りたくって‥
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