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「東京の大学から、お前なら
いい選手になれるって
スカウト受けたんだ‥。」
たしかに涼にいはサッカー
すごくうまいし、昔から
サッカー選手になりたいって
夢を聞いていた。
だからいいチャンスだと思う
だけど、
「な、で‥勝手に」
「ん?」
「勝手に決めちゃったの!
少しは相談してくれたって
よかったでしょっ!?」
僕だって小さい頃から
涼にいがサッカー選手に
なれたらなって思ってた。
だから、なんにも話して
くれなかった事が
悔しかったっ‥。
「泣くな、裕翔‥」
「だってっだって、」
もう、会えなくなるんだよ?
泣かないはずないじゃん‥
.
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