序章

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朝比奈「で、ちょっと遠いんだけど、あそこに座ってる白衣の人が理科主に生物担当の南雲恭介先生。」 見た感じなんかあまり喋らなさそう…。 (…!) 目が合った…。 私は慌ててお辞儀をした。 南雲「………。」 南雲さんは興味なさげに目をそらした。 (無視!?) 嫌な感じ。 朝比奈「で、あちらが数学科の横山光先生。」 メガネをかけていて、いかにもエリートって感じ。 スーツはビシッと整っている。 「よろしくお願いします。」 横山「…貴方みたいな人が本当にここにいるべきなのでしょうか。」 朝比奈「光さん、そういうのはナシですよ!」 すごい嫌味な人だ…。 でも確かに横山さんの言う通りかも…。
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