序章

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横山「ただの教育実習生が何かの手違いでここに入るなんて信じられません。」 田中「ゴホン!」 校長が咳払いをし、止めてくれた。 朝比奈「…じゃあ、仕切りなおして。 最後にそちらが国語科の中瀬修平先生。」 「…よろしくお願いします!」 中瀬「…あ! お前、今朝の足踏んずけてきたバカ女!」 (ば、バカ女!?) 私はその人の顔を見た。 「…ああー! 電車での失礼な男!」 中瀬「失礼な男とはなんだ!」 「だって謝ったのに文句言ってきたじゃないですか! 舌打ちも!」 中瀬「そもそもお前が俺の足踏むのがいけないんだろ!?」 北川「まぁまぁ2人とも落ち着けって!」 南雲「…うるさい。」 朝比奈「夫婦喧嘩みたい!」 中瀬「誰がこんなやつと!」 (こ、こんなやつ!?) 「こっちから願い下げですよ!」 中瀬「なんだと…?」 田中「まぁ仲がいいのは良いことだがその辺で。」 仲良くないし…。 校長ったら適当なこと言うんだから…。
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