序章

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<ジリリリリ―…> …目覚ましだ。 そろそろ起きないと…。 今日から教師となるまで最後の実習が始まる。 この最後の学校の教育実習生が終われば、晴れて教師になれる。 (よし…頑張ろう…。) 私は起きて、早速朝食をつくろうとした。 それと同時にテレビをつけた。 テレビ端のデジタル時計で時刻を確認… 「…えぇー!!?」 私が起きようとしていた時刻より30分も遅い。 (やばい、遅刻だ…) 朝ご飯を作って食べてる時間なんかない。 私は水を飲み、歯を磨き、着替えた。 いきなり遅刻なんてまずい。 私はボサボサの髪のまま持ち物を持って、外に飛び出し駅まで走った。
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