615人が本棚に入れています
本棚に追加
そのため、僕は高校生活の一年間は、必死になって勉強した。
あの成績じゃ、受かるのは難しかったから。
もともと僕は少しでもレベルの高い大学に行きたかった。
学費の高い私立大学だが、伝統もあり、教授のレベルも高く、なにより都心に近いので便利だから、この大学に決めた。
それを親に話すと、予備校に通うための手続きを取ってくれた。
何度も言うけど、あの頃のままじゃ、受かることなんて夢のような話だったんだ。
最初のコメントを投稿しよう!