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「ねぇ、パープル?」
『……なによ、だっさい名前で呼ばないで』
「なんであんたの名前だってわかったの?」
『…………』
ふふ、焦ってる焦ってる。
「…顔にやけてるよ」
「気持ち悪い」
「百合、大人げないよ?」
なんとでも言うがいい。それに、私はまだ子供だもん。
『……で、なんなのよ』
「私には使い魔来ないの?君達は一体どこから来たの?というか……なにしに来たの?」
『質問攻めだな、おい』
「言っとくけど、私はあんた達にも聞いてんだよ?」
『ボクにも?』
「そうそう。僕にも」
そう行ってブルーの頭を撫でる。
うわー!モフモフしてるっ!超可愛い!連れて帰りたいッッ!!
「え、てかさ?その赤いのと青いのもこいつと同じ感じなの?」
そっか。桔梗くんは今まで居なかったもんね。
その桔梗くんの発言をきっかけに、夕陽くんが今までに起こったことを説明し始めた。
。
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