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「あのロボット達だよ!あんたのせいで大変だったんだから!!」
「えー?!なんで俺のせいなの?」
「空くんが笠間の葉ちゃんに頼んだって」
「………………」
思い当たる節がないのか、腕組みして悩みだす。
しばらくたって、あぁ、アレねっ。とか言って笑いだした時に、私はキレた。
「あぁ、ってあんたねぇ?!私大変だったんだよ?あいつら爆発するしさー。もう人生終わったかと思ったんだからね?!」
「爆発?……そっちが爆発させるようなことしたんじゃないの?あいつらよっぽどじゃないと攻撃してこないよ?」
そう言われ、心当たりがありまくる私はつい黙り込んでしまう。
「……笠間さんに言いくるめられるって相当だな」
「あんたうるさいっ!」
「なっ……」
笠間さんとやらがどんな人かは知らないけど、なんとなくバカにされたことだけはわかる。
この二人がなんだかムカついてきたところで、さっきから肩に乗っていたホワイトが私の髪を軽く引っ張った。
「……なに?」
『この人達よ。私達を百合達のところへ送ったのは』
「……え?」
。
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