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「……明日」
「……ん？」
「明日、またここに来ますか？」
輝くんが意味深な表情で聞く。
「え？来ないよ。別に用事ないし」
「なら俺らが用事作るから来てよ！ね？」
「…………はい？」
葉一くんは私の手を握ってめちゃくちゃ笑顔でそう言った。
「何で初対面の人に誘われてんの？私」
「だって俺らは君のこともっと知りたいって思ってんのに、時間ないんでしょ？」
「うん」
我が家の食卓はいつも戦争だからね。
時間に遅れる時は前もって連絡しとかないと食べる物なくなっちゃうからね。
「だから明日また来てよ」
「なんでそうなる。てかなに？あんた達私のストーカ」
「あんたこそ、なんでそうなった」
だって意味わかんないじゃん。
さっきから気安く話してるけど、さっき会ったばっかの人にこんなこと言われたら普通警戒するでしょ？
「それに……今日みたいになったら嫌だし」
「今日みたいなことって？」
「ロボットの襲撃」
「あぁ！」
あぁ、ってだからあんたのせいで……ｯ。
「大丈夫！ちゃんとあいつらには言っとくから！！」
「てか、普通に迎えに行けばいいだけの話でしょうが」
｡
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