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――――――…
「ねぇ、どう思う？」
『どうって？』
帰り道、肩に乗ったホワイトに話し掛けたら、可愛らしいぱっちりした目をこちらに向けて返事してくれた。
……動物、最高。
「さっきの人達」
『あぁ。彼らのことね』
「そうそう」
『……百合の好きなようにしたら？』
「好きなように……ねぇ」
極力、学園には近づきたくない私。
あそこの人間は基本嫌いだ。特に上の奴らは。
……まあ空くん達は別だけどさ。
「つか、私明日も学校だし」
『そうね。でも悪い人達じゃないと思うわよ』
「それは分かってるんだけどなぁ……。何と言うか読めないよね、あの人達が何をしたくて私なんかに声をかけたのかが」
『……単純にお友達になりたかっただけ、だとしたら？』
「そんな単純な理由かなぁ…」
……核心はないけど、輝くんが最後に見せたあの表情は……多分もっと違う理由があると思うんだけどな……。
「うーん……」
『百合？』
「……まいっか！」
『…………ふふ、そう思うならいいんじゃない？』
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