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とたんにカルピスを一気に飲んで、苛立ちを隠さずに机に置いた。
「広樹、何か知らないけど短気過ぎるよ!意味分からないし。」
私もカルピスを一気に飲み干す。
「広樹のば……。」
馬鹿って言おうとした。
でも、言えなかった。
「……んっ。」
いつの間にか、広樹の唇が、私の唇を塞いでいた。
……初めての、感触。
混乱する私は、たった一瞬のキスだったと、まだたどり着かない。
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