1.平凡な日々

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――そう、これは ある日突然起こった出来事… チチチチチ…… ??『…ん? …げっ!?ヤバッ』 ベッドから跳ね起きると急いで着替えた。 そして私は一気に階段を駆け降りた。 母『おはよう、 朝ごはんは……』 黎花(れいか)『ゴメン、お母さん!! 遅刻しそうだから、 ちょっと無理っぽい!!』 そして歯磨きなど身支度をすぐに済ませた。 黎花『行ってきます!』 母『ちょっ……! っていないし…… ったく相変わらずしょうがないわね…… 1時間早いし……』 ……私が1時間早く出たということに気づいたのは駅に着いてからだった… こんなに早いし、いるかな…? ……あ、いた。 黎花『おはよう!美鈴(みすず)!!相変わらず早いね』 美鈴『おはよう。どっかの誰かさんが1時間間違えてくるのは想定内だからね』 黎花『ハハハハハ…。』 私は風見 黎花(かざみ れいか)。 今は親友の早瀬 美鈴(はやせ みすず)と学校に登校してます! ちなみに高校2年生。 美鈴『いつも時間見て行動しろって言ってるだろう?』 黎花『だって私が見たときは……』 美鈴『だってじゃないだろ? 全く…仕方ないなー』 黎花『アハハハハ……いつも早く来て下さってありがとうございます』 美鈴『黎花がちゃんと間違わずに来たらこんな苦労しないんだけどね』 黎花『うぅ……』 私が何も 言い返せないでいると… 『キャー!!総夜(そうや)先輩!!』 『総夜先輩、おはようございます!!』 あぁ……ここに 頭痛の種が………
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