second

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タクシーに揺られながらボーッと窓から見える景色を見つめる ・・・いけない 仕事中にボーッとするなんて・・僕らしくない。 マネージャーにもユノヒョンにも迷惑かけてしまった 「プロとして失格だな(笑)」 聞こえないくらいの小さな声で自分を嘲笑う。 「・・・・・・・・・・・・・・・会いたいな」 ・・・・・・・・あの子に ・・・・笑顔を・・もう一度だけ見たい あの笑顔に僕は救われた気がしたんだ。 色んな柵に疲れ果てた僕にとって・・ 君は・・・“天使”のように見えた あまりにも純粋な笑顔に僕は心を奪われてしまったんだ・・・ 名前も知らない・・・あの子に ・・・・・・・・雪のように真っ白で触ると溶けてしまうくらい・・・ 可憐で儚い・・・小さなあの子に。 今日はあの日のように雪がちらついていた
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