プロローグ

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いや、本当の事を言えば、前田と藤堂は以前から目を付けていた人物だったし、土方も自分に敵対心を正面からぶつけてくる伊達の度胸を認めてはいたので、反対をする気は初めからなかったのだ。 「伊達君なら4月も同じクラスだから連絡取りやすいし、理数系得意だからあたしがやっていた会計を引き継いでもらうにはいいと思います」 「よし、じゃあ決まりだな!」 その後もそれぞれ候補を立て、凪はその中から更に厳選し、新メンバーが決まった。 あとは彼らに交渉するのみ。 担当は凪。その他のメンバーは入学式イベントの準備を担当するという方向で、それぞれ動き始めた。
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