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「あたしは斉藤君に協力して欲しいと思ってるけど、強制はしないよ。
斉藤君もやらなきゃならない事沢山あるだろうし」
「……と聞いている」
「え?」
ボソリと呟く声が聞き取れず、凪は聞き返した。
「…緒方さんは強制的に生徒会に入ったと聞いている」
意味が分かり、「あぁ」と納得すると凪は照れたように答えた。
「あたしの時は4人掛かりスカウトだったから…でも、後悔してないよ」
「…構わない」
「え?」
意味が解らず、凪は聞き返した。
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